太陽光発電を施工する長友さんの太陽光発電への期待

「みらいのはたけ」プロジェクトに参加している、「株式会社友建」代表の長友伸康さん。約40年間建設業界に身を置いており、現在は土木建築工事や太陽光発電事業に取り組まれています。

今回はそんな長友さんに、太陽光発電事業に携わるまでの経緯と、プロジェクトへの思いをお話しいただきました。

これからの時代は太陽光発電が来るのかもしれない

長友さんと太陽光発電の出会いは2013年。(売電価格36円の頃)当時お客様であった1人の女性から、「太陽光発電を設置するための土地を探してほしい」と依頼されたことがきっかけでした。

それまで太陽光発電への知識はなかったという長友さん。この出来事を機に興味を持ち、勉強を始めました。その後、可能性を感じて、太陽光発電を設置する権利付きの土地を売り始めるように。

しかし、2014年の「九電ショック」(※九州電力に申込が殺到しすぎたあまり、契約が一時保留となったこと)を機に、太陽光発電事業から離れることになります。一度、太陽光発電事業から手を引いていた長友さんがプロジェクトの参画を決めたきっかけは、座長・濱さんからのお誘いでした。

「濱さんは当社のお客様で、かれこれ4年の付き合いになりますね。

元々信頼関係のある濱さんのお願いということもありますが、これは未来に繋がる取組になると感じたので、二つ返事で引き受けました。

一般的に、農地では法律の規制もあり、太陽光発電が出来ません。耕作放棄地がある地主様からのご相談をお断りしてたんです。しかし、シェアリングすることで、耕作放棄地や農業の問題解決なるなと」(長友さん)

長友さんが今回のプロジェクトで担当しているのは、土地探しやパネルの設置。現在テストサイトを行っている土地の整地も行っています。

「テストサイトを行っている土地は最初、木や竹が生い茂った荒れ地のようになっていたので、木の伐採と伐根、農業に適した土づくりに取り組みました。今後は、現在鉄やアルミの架台を木製で製作しようと濱さんとデザイナーと計画しています。そうそう、無人販売所も創ります笑」(同)

そんな今回のプロジェクトには欠かせない、建設業界のプロフェッショナルである長友さん。次回は長友さんの経歴から人柄までさらに深掘りしていきます。

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